しっかり梱包で発送します。

プチを巻く
未掲載のサイズ違いが必要な時、無料会員登録して、見積請求してください。待ってます。

切板 A1050

切板 A1050とは? (マイクロソフトBingのAI回答)

切板A1050は、純度99.50%以上の純アルミニウム合金で、優れた耐食性と加工性を持っています。
A1050の概要
A1050は、アルミニウム合金の中で最も純度が高い1000番台の合金で、主成分はアルミニウム(Al)であり、他の元素の含有量は極めて少ないです。これにより、腐食に対する優れた耐久性を有しており、加工性にも優れています。ただし、強度は比較的低いため、構造用の部品としてはあまり適していません。
特徴
化学成分:
A1050には、以下の元素が含まれています:
Si(ケイ素): 0.25%以下
Fe(鉄): 0.40%以下
Cu(銅): 0.05%以下
Mn(マンガン): 0.05%以下
Mg(マグネシウム): 0.05%以下
Al(アルミニウム): 99.50%以上
物理的特性:
比重: 2.71 g/cm³
柔らかさ: 高い加工性が特徴で、切削、絞り、溶接性に優れる
耐食性: 高い耐食性を持ち、特に海水や化学物質に対して安定しています。これは、鉄や銅など腐食を引き起こす元素の含有量が少ないためです
用途
A1050は以下のような多様な用途で使用されています:
食品業界: 食品加工機器や包装材料
化学工業: 化学薬品を扱う装置や配管
建築: 耐食性が重要とされる外装材
電気機器: 電気伝導率が高く、配線材料としても使用されます。
加工方法
A1050は柔らかくて加工が容易ですが、その柔らかさが逆に削りにくい場合もあります。したがって、切削条件や適切な切削油を選ぶことが重要です。また、TIG溶接やレーザー溶接に適していますが、スポット溶接には向きません。
まとめ
切板A1050は、純度が高く耐食性や加工性に優れた材料ですが、強度面では他の合金と比較して劣るため、使用する用途や目的に応じた選択が重要です。強度が必要ない場合や耐食性が求められる場合には非常に適した材料です。
17